日商簿記検定を取得すれば就職が有利になるか?
簿記検定を取得すると就職は有利になると考えられます。ただし、3級では効果は弱いかな。2級以上取得する事で書類選考は優遇されると思います。3級取得者は、現在2級取得に向けて勉強中である事をPRする必要があると思います。※2級以上を取得していると資格手当を出す企業もあるようです。
反対に・・・
経理・事務職を志望しているならば、他の学生は取得している可能性が高いので、取得していない事がマイナス評価になる可能性があります。経理・事務職志望者は簿記検定を意識する方が好ましいでしょう。
ただし・・・
所詮資格です。実務経験がない以上、即戦力とはならないと判断されます。転職の場合も同じです。簿記検定を取得したのだから、転職できて当然と思ってはいけません。もちろん、簿記検定を取得することで熱意をPRできますので、未経験でもやる気がある事は伝わるでしょう。
私の知人の話ですが、
27歳で退職後、簿記検定2級を取得し転職活動に臨みました。志望職種は事務でした。未経験での挑戦でしたが資格取得の意欲が認められ採用となりました。
これは、ほとんどの資格にいえることですが、資格を取得したから内定とはいきません。資格を取得する事で、自分の熱意や、努力できる人間であることを証明する事が重要ですので覚えておきましょう。
それでは、簿記検定の良いところを以下にまとめます。
1.認知度の高い資格のため、どこの企業でも能力の証明となる。 2.資格を取得している事で向上心があることを認めてもらえる 。2級以上ならば就職活動は有利になることもある。資格手当が付く場合もある。 3.企業のお金の流れを勉強する事ができる。経理・事務職以外でも知識を活用する場面はたくさんある。 |
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